2008年4月入社
電子製造部 都留工場 技術課 試作2G
前職でサービス業、製造業の仕事を経て29歳の時に中途社員として採用していただきました。 入社して5年間は前工程でものづくりの基本について学び、現在は試作業務の立ち上げに関する工程リーダーとして生産シフトの調整や品質管理などを行っています。工程には多くの作業があり、限られた人数でどのように効率よく作業できるかを考えてシフトを組みます。また本社と連携を取りながら、試作状況の報告を行うのも大切な仕事です。試作の立ち上げは量産とは違って最初は手作業が多く、自動化に必要な工程を決めていく過程では往々にしてプロセスの変更が発生します。その変更に柔軟に対応していくのがこの仕事の難しいところであり、おもしろいところでもあります。大変な作業ですが、いかに高品質なものを作り出せるかを目標に日々仕事に取り組んでいます。 工程リーダーになって約3年が経ちますが、就任したばかりの頃は試作でトラブルが発生すると自分自身が慌てていました。しかし今はまず落ち着いて事態を整理してから、スタッフが解決できるように導いています。当社は階層別研修が充実しており、私も研修で工程リーダーとしての資質を学びました。何か起こった時はまずは自分で考え、何が必要か目標を見つけ、その目標と現実のギャップを考えながら改善策を見出すこと。この教えが今の仕事に活かされていると実感しています。
試作の仕事の醍醐味は、自分で改善した結果が製品の品質に反映できるところ。いざ量産になったときに、いかに安全で作りやすいかを常に念頭に置きながら本社で決められた工法で実際に試作してみて、作業しづらいところや、不具合が起こる可能性のある作業などを改善していきます。スタッフには、仕事は1人ではなくみんなで協力して行っているという意識を持ってもらいたいので、できる限り全員の声を吸い上げるように心がけています。「作業しやすい、しにくい」を実際に作業に携わる人が自ら要因を探求し、判断できる力を身につけてもらいたいと思っています。その上で、さらに作業内容や仕事をよくしていこうと考える力や改善意欲を引き出すことも大切にしています。また業務に携わる全員の安全を守ることも私の重要な責務です。当社は安全第一を掲げ、新しい設備導入や作業を行う前には必ずリスクアセスメントや安全確認を行います。作業が多少変更になる場合でも必ず確認を行い、安全管理が徹底されています。このように安心して働ける環境はリーダーとしてもとてもありがたく感じています。今後も試作業務を通して部署としても自分自身もしっかりと力を養い、当社の製品の品質や安全性、生産面でのさらなる信頼を得られるような部署に成長していきたいです。将来的には私たちが試作したものが製品として世の中に求められることにより、当社がさらに世の中にとって必要な存在となるように発展していくことが目標です。その目標を達成するべく、これからも尽力していきたいと思います。
スポーツは私の生活の一部。平日も練習に参加できる環境なので、メリハリある毎日を過ごしています。サッカーは週2回、ソフトバレーは週1回練習を行い、どちらも月に1〜2回は試合に出場します。週末子供たちにサッカーを指導している時は、思わず私も少年のような顔に。リフレッシュにもつながっています。
2019年10月入社
電子製造部 都留工場 第1製造課 成形G
異業種からの思い切った挑戦も仕事に専念できる環境が成長を後押ししてくれる
改善点と情報を仲間全員で共有し生産性を向上させることを目標に工程リーダーとしての資質を磨く。
改善を加えながら試作を行い世の中に求められるよりよい製品を生み出すことが目標。